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夜のプールサイドで晒される包茎とチンカス
夏の夜のプールは、昼間の喧騒が嘘のように静かだった。白い球状の照明が水面を照らし、ゆらゆらと光の輪を広げている。ヤシの木の影が長く伸び、数人の人影がかすかに見えるだけだった。
太った男は、ゆっくりとプールサイドのベンチへと歩を進めた。そこに、幼馴染の女性が座っている。薄紫の長い髪を緩くまとめ、白いフリルのついた水着を着た彼女は、膝の上で軽く手を組み、静かに水面を見つめていた。男が近づくと、彼女はゆっくりと顔を上げ、いつものように少し呆れたような目を向けた。
「……また来たの」
低く、落ち着いた声だった。子供の頃から同じ町内で育ち、泥だらけになって遊び回っていた間柄だ。
彼女にはきちんと彼氏がいる。恋愛感情など、男に対しては欠片もない。ただ、昔からの知り合いとして、どうしても放っておけない性分なのだ。
部屋がゴミ屋敷になりかけていると聞けば掃除に行き、体調を崩していると知れば面倒を見る。血の繋がりはない。それでも、だらしない男を見過ごすことができない。
女性は男の体を上から下までゆっくりと視線で辿り、小さくため息をついた。
「また太ったわね。前に会った時より明らかに増えてる。運動しないと本当にだめよ」
昔からの知り合い特有の、遠慮のない口調。男は少し肩をすくめ、視線を逸らせた。
「……最近、仕事が忙しくて」
「言い訳はいいわ。体型は正直なんだから。子供の頃はあんなに走り回ってたのに」
女性はそう言いながらも、男の顔をじっと見つめた。そして、鼻を小さくしかめた。
「……洗ってないでしょ。体。匂いで分かるわよ。汗と、何か他の臭いが混じってる」
男の頰がわずかに熱くなった。否定する言葉が出てこない。事実だったからだ。ここ数日、まともに体を洗っていなかった。特に下半身は。
「だらしないんだから。いい歳をして、ちゃんと自分の体くらい管理しなさい。私がいつも言ってるでしょ」
女性の声は厳しかったが、拒絶する響きはなかった。むしろ、昔から見てきただらしない幼馴染を、またしても放っておけないという色が濃かった。男は俯いたまま、小さな声で呟いた。
「……体、洗ってほしい」
女性の動きが止まった。静かな夜の空気の中で、その言葉だけがはっきりと響いた。彼女は少し驚いたように目を見開き、それからゆっくりとまばたきをした。
「……洗ってほしい、の?」
「うん。……お願い」
男の声は恥ずかしさで掠れていた。女性は数秒間、男の顔をじっと見つめていたが、やがて小さく息を吐き、立ち上がった。水着の生地が彼女の体の線をなぞり、白い肌が照明に照らされて淡く光る。
「……いいわよ。どうせ自分じゃちゃんと洗わないんでしょうし。昔からそうだったものね」
彼女は男の前に立ち、腕を組んだ。
「ただし、一番汚れるところは特に念入りに洗わなきゃね。いいわね」
男は一瞬、言葉に詰まった。それから、ほとんど聞こえないような声で答えた。
「一番汚れてる部分はどこ?」
彼女が男に尋ねる。
「……股間」
女性の瞳が、わずかに細められた。
「股間。そう」
彼女はそう繰り返すと、ベンチの端に軽く腰を下ろし、男の方を見上げた。
「見せなさい」
その言葉は、淡々としていて、命令というよりは当然の確認のようだった。男の心臓が大きく跳ねた。周囲に人の気配がないことを確認してから、彼はゆっくりと水着の生地に手をかけた。
指が震え、生地を下ろす動作が一瞬止まる。女性は急かさず、ただ静かに待っていた。
「……見せるのよ。恥ずかしがってても始まらないわ。子供の頃みたいに素直に見せなさい」
男は目を閉じるようにして、水着を下ろした。太った下腹部の下から、包茎のちんぽが露わになる。
皮は完全に被さったままで、先端はほとんど見えなかった。だが、その皮の隙間から、ねっとりとした白いものがはみ出している。
黄色がかったチンカスが、粘り気を帯びて皮の縁に付着し、照明の光を受けてわずかにテカリを放っていた。独特の酸味を帯びた臭いが、夜の空気に薄く、しかし確実に広がる。
女性の眉が、はっきりと寄せられた。
「……ひどいわね」
呆れたような、落胆したような声だった。彼女は身を乗り出し、男の股間に顔を近づける。臭いがより濃く鼻を突く。包皮の先は、チンカスでほぼ塞がれているようにさえ見えた。
「こんなに溜めて。……本当に、全然洗ってないのね。子供の頃から体の管理が雑だったけど、ここまでとは思わなかった」
女性の指が、ゆっくりと伸びる。包皮の先端に触れると、ねっとりとした感触が指先に伝わる。彼女は小さく息を吐き、指の腹で軽く圧をかけた。
すると、隙間からさらにチンカスが押し出されるようにして顔を出した。糸を引くような粘り気。男は羞恥で顔を真っ赤にしながらも、下半身に集中する感覚に、小さく身を震わせた。
「はぁ……っ」
思わず漏れた吐息。女性はそれを聞き逃さなかったが、今は何も言わず、ただ包茎の状態をじっくりと観察していた。
「皮、ちゃんと剥けてるの? ……いいえ、この状態じゃまともに剥けてないわね。中がどうなってるか、想像しただけで嫌になる」
彼女はそう呟くと、男の目を見た。恋愛感情などない。ただ、昔からの幼馴染として、このだらしない状態を見過ごせないだけだった。
「綺麗にしてあげる。じっとしてなさい」
その言葉とともに、女性の指が包皮にしっかりとかかる。ゆっくりと、丁寧に、皮を剥き始めようとしていた。
男の呼吸が、わずかに乱れ始めていた。
包茎の皮を剥かれチンカスを晒される瞬間
女性の指が、包皮の先端にしっかりとかかった。
冷たい指先の感触に、男は小さく肩を震わせる。彼女は急がず、親指と人差し指で皮の縁を摘むと、ゆっくりと外側へ広げ始めた。皮は濡れたようにねっとりとしていて、容易には動かない。チンカスが潤滑の代わりになっているのか、指が滑り、彼女は小さく舌打ちをした。
「……動かないわね。こんなに癒着してるの」
力を込めて、少しずつ剥いていく。皮がめくれるたびに、中から黄色いカスが押し出されるように顔を出した。ねっとりと糸を引き、照明の光を受けてテカる。独特の酸味を帯びた臭いが、二人の間に濃く広がった。女性は鼻を小さくしかめながらも、手を止めなかった。
「はぁ……っ……」
男の口から、掠れた吐息が漏れる。皮がめくられる感覚が、予想以上に敏感だった。亀頭が空気に触れるたびに、ぞくりとした快感が腰に走る。
「ん……く、ゆっくり……洗って……」
女性は男の声を無視するように、さらに皮を押し下げた。完全にめくれた瞬間、亀頭全体が露わになる。溝の部分には、びっしりとチンカスが詰まっていた。白いものと黄色いものが混じり、粘り気を帯びて亀頭に張り付いている。彼女はそれを至近距離で見つめ、小さく息を吐いた。
「……見て。これ、全部カスよ。こんなに溜めて、よく平気でいられたわね」
指の腹で、溝に沿って軽く掻き出す。ねっとりとした感触が指に移り、糸を引きながら剥がれていく。男の腰が、びくりと反応した。
「あっ……はぁ、そ、そこ……敏感で……」
「分かってる。でも取らないと綺麗にならないもの」
女性は淡々と答え、掻き出したチンカスを指の腹に乗せる。それを男の目の前に近づけ、はっきりと見せた。
「これが、あなたの汚れたやつ。臭いでしょ」
男は顔を背けようとしたが、彼女の指が追ってくる。鼻先にチラつかされた臭いが、頭に直接響いた。羞恥と、奇妙な興奮が混じる。ちんぽはすでに半勃起し、血管が浮き始めていた。
「んっ……は、恥ずかしい……けど、き、気持ち……」
女性はそれ以上何も言わず、指を亀頭の裏側に滑らせた。
残ったカスを丁寧に掻き集め、今度は舌を出した。あまりにも躊躇の無い行為だった。
熱い舌先が、冷たくなった亀頭に触れる。
「……っ! ま、待って……口で……?」
「指だけじゃ取りきれないもの。ちゃんと綺麗にするわ」
彼女はそう言うと、ためらいなく舐め始めた。舌を平たくして、溝に沿ってねっとりと這わせる。昔からの付き合いだからか嫌な顔を一つしなかった。
チンカスの粘り気が舌に絡み、すするような音が小さく夜の空気に溶けた。男の膝が、がくがくと震える。
「はぁ……はぁっ、そ、そのまま……舐めて……」

「ん……く、熱い……舌が……」
「あ、だめ……そんな丁寧に……されると……」
女性は答えず、ただ作業を続けた。舌先でカスを絡め取り、一度口の中に含んでは、また次の部分を舐める。包皮の内側まで舌をねじ込み、奥に残ったものを丁寧に掃くように動かす。男の呼吸は次第に乱れ、腰が無意識に彼女の顔へ近づこうとしていた。
「ふぅ……っ、き、気持ちいい……掃除なのに……」
「は、離さないで……そのままで……」
「んあっ……そこ、弱い……」
彼女は男の反応を確認するように、特に敏感な裏側を重点的に舐め上げた。チンカスは少しずつ減っていくが、まだ完全には取れていない。粘り気の残る感触を舌で確認しながら、女性は淡々と、しかし執拗に掃除を続けていた。
男の頭の中は、羞恥と快感で徐々に真っ白になり始めていた。
包茎の奥までチンカスを舐め取られる濃厚掃除
女性の舌は、休むことなく動き続けていた。
亀頭の溝に残ったチンカスを、ねっとりと絡め取る。一度舌の上に乗せて確認するようにすすると、また次の部分へ滑らせる。包皮の内側は特に念入りだった。皮を指で大きく開き、狭い隙間に舌をねじ込んで、奥に張り付いたカスを掃くように舐め上げる。すする音が、静かなプールサイドに小さく響いた。
「んっ……はぁ、そ、奥まで……入れて……」
男の声は、すでに理性を保つのが精一杯だった。腰がびくびくと痙攣し、彼女の顔に無意識に押し付けようとする。
「ふぅっ……き、気持ちよすぎて……頭が……」
「あ、だめ……そんな深く……舐めないで……」
女性は男の言葉を聞き流すように、さらに舌を深く沈めた。チンカスの粘り気が舌に絡みつき、独特の酸味が口の中に広がる。彼女はそれを厭う様子もなく、淡々と作業を続けた。
「まだ残ってるわ。奥の方。ちゃんと取らないと」
指で皮を限界まで押し下げ、亀頭を完全に露出させる。残っていたカスが、再び糸を引きながら顔を出した。彼女はそれを見て小さく息を吐き、指の腹で掻き出すと、男の唇に近づけた。
「これも。自分の汚れたやつよ。ちゃんと味わいなさい」
「……っ、は、恥ずかしい……けど……」
男は目を伏せながらも、唇を少し開いた。指先に乗ったチンカスが舌に触れる。ねっとりとした感触と、濃い臭い。彼は小さく身を震わせながら、それを口に含んだ。
「んぅ……っ、まず……い……のに……」
「はぁ……あ、自分が汚したやつなのに……熱い……」
女性は満足したようにうなずくと、再び顔を股間に戻した。今度は包皮を閉じたまま、外側から舌で圧をかけていく。中に残っていたカスが、徐々に先っぽへと押し出されてくる。白いものが少しずつ顔を出し、彼女はそれを逃さず舐め取った。
「じわじわ出てくるわね。溜めすぎよ」
「あっ……そ、そのまま……押し出して……」
「ふはぁ……っ、中から……出されるの……変な感じ……」
「んく……き、気持ちいい……掃除なのに……こんなに……」
男のちんぽは、すでに完全に勃起していた。血管が浮き、亀頭は赤く充血して光を反射している。女性はそれを確認しても手を緩めず、バリエーションを変えていった。
指で掻き出したカスを、自分の舌に乗せてから男の舌と絡めるように押しつける。
「ほら、一緒に。あなたのカスよ」
「……っ、は、恥ずかしい……でも……離さないで……」
「あぅ……舌が……絡むと……変な気持ち……」
次は亀頭の裏側を、特に念入りに。舌を平たくして往復させ、残ったカスを一粒残らず絡め取る。男の腰が跳ね、彼女の肩に手が伸びた。
「だめ……そこ、弱い……強く舐めないで……」
「はぁっ……はぁっ、そ、そのまま……続けて……」
「んあっ……頭が真っ白に……なりそう……」
「ふぅ……く、熱い……舌が……擦れるたびに……」
女性は時折顔を上げ、男の様子を確認した。恋愛感情などない。ただ、子供の頃から見てきただらしない幼馴染の体を、ちゃんと綺麗にしてあげなければ気が済まないだけだった。彼氏のいる身で、こんなことをしている自覚はある。それでも、手を止める気にはなれなかった。
「まだ綺麗になってないわ。もう少し我慢しなさい」
彼女はそう言うと、再び顔を埋め、包皮の内側を舌でかき回し始めた。男の呼吸は荒く乱れ、快楽に抗うように歯を食いしばりながらも、甘い吐息を漏らし続けていた。
女性の舌の動きは、すでに容赦のないものになっていた。
包皮を限界まで押し下げたまま、亀頭全体を深く含み、内側の粘膜を舌の腹で圧迫するように動かす。熱い感触が直接伝わり、男の腰がびくびくと痙攣する。呼吸は荒く乱れ、歯を食いしばりながらも甘い吐息が絶え間なく漏れていた。
「はぁ……く、そこ……圧が……強すぎて……」
「んっ……ふぅ……頭が……ぼーっとする……」
女性は一度だけ顔を上げ、男の表情を確認した。目はすでにうつろで、頰は赤く染まっている。恋愛感情などない。ただ、子供の頃から見てきただらしない幼馴染の体を、きちんと綺麗にしなければ気が済まないだけだった。彼氏のいる身で、こんなことをしている自覚はある。それでも、手を止める気にはなれなかった。
「まだ我慢しなさい。ちゃんと綺麗になるまで終わらないわ」
彼女は再び顔を埋め、今度は裏側の特に敏感な部分を重点的に舌で往復させた。男の膝ががくがくと震え、手が彼女の肩に伸びる。力が入らず、ただすがるように触れているだけだ。ちんぽは限界近くまで硬く張り詰めており、血管が浮き、先端は赤く充血して光を反射していた。
「ふぁっ……く、熱い……擦れるたびに……変な感じが……」
「はぁ……はぁ……そ、そのまま……動かさないで……」
女性は淡々と、しかし執拗に動きを続けた。指で皮をしっかりと押さえ、奥の部分まで舌をねじ込むように圧をかける。男の腰が小刻みに震え、口の中でびくびくと脈打ち始める。すでに射精の予兆が強く、彼女はそれを感じ取りながらも手を緩めなかった。
「……限界、近い……のに……止めないで……」
彼女は時折顔を上げて男の様子を確認したが、表情はすでに快楽に染まっていた。それでも淡々と、処理を続ける姿勢を崩さなかった。
女性の舌が最も敏感な部分を重点的に圧迫した瞬間、男の腰がびくりと大きく跳ねた。
「……っ」
「……くっ」
言葉にならない吐息だけが漏れる。彼女はそれを感じ取り、さらに深く含んでねっとりと吸い上げた。
男の手が彼女の肩を掴んだ。力が入らず、ただすがるように触れているだけだ。腰が小刻みに震え、ちんぽが彼女の口の中で激しく脈打つ。
女性は(……出そうとしてる。初めてなのに、ちゃんと受け止めてあげなきゃ。だらしないんだから、最後まで綺麗にしてあげないと)と心の中で呟きながら、舌をさらに深く沈めた。
次の瞬間——。
びゅるぅうううっ!!
熱い精液が、勢いよく彼女の口の中に迸った。
びゅぅうっ!! びゅるっ! びゅぅううっ!!
最初の一発は特に強く、彼女の喉の奥まで届く勢いだった。男の腰がびくびくと大きく痙攣し、包茎の皮が精液でぐちゃぐちゃに濡れながらも、彼女は口を離さなかった。
びゅるるるうっ!! びゅぅうっ! びゅるっ!!
二発目、三発目と、途切れることなく続き、彼女の口の中が熱い白濁で満たされていく。
(こんなに出るなんて……初めてなのに、本当に溜めすぎよ。でも、ちゃんと全部受け止めてあげなきゃ)
びゅぅうううっ!! びゅるっ! びゅるるうっ!!

四発目、五発目。男の体が小刻みに震え続け、足の力が抜けていく。彼女は舌を動かして、出た精液を喉の奥へ流し込みながら、まだ残っているものを丁寧に吸い取った。
びゅるぅうっ!! びゅぅうっ! びゅるっ!!
六発目、七発目。量が減るどころか、まだ勢いよく出てくる。包皮の内側まで精液が逆流し、彼女の唇の端から白い糸が垂れた。(……すごい量。子供の頃から体の管理が雑だったけど、ここまでとは思わなかったわ)
びゅぅううっ!! びゅるるっ! びゅぅうっ!!
八発目、九発目。男の腰ががくがくと震え、彼女の肩を掴む手が力なく落ちそうになる。それでも彼女は口を離さず、最後の一滴まで吸い取ろうと舌を動かし続けた。
びゅるぅうううっ!! びゅぅうっ! びゅるっ!!
十発目近くになってようやく勢いが弱まり、最後の数滴が彼女の舌の上に落ちた。男の体は完全に脱力し、壁に手をついたまま、大きく息を吸っていた。
「……はぁ……はぁ……、だ……だしす…ぎて……」
呂律が少しだけ回っていない声だった。足の力が抜け、腰から下が熱く痺れている。包茎の皮は精液と彼女の唾液でぐちゃぐちゃに濡れ、ゆっくりと元の位置に戻ろうとしていた。カスは確かに取り除かれている。けれど、胸の奥に小さな空洞のようなものが残る。
女性は口の中に残った精液を静かに飲み込み、唇を軽く拭った。そして、いつもの落ち着いた声に戻って言った。
「……ちゃんと出し切った? まだ残ってるなら、最後まで綺麗にしてあげるわよ」
男は俯いたまま、小さく首を振った。声を出そうとしても、喉がまだ熱く痺れていて、うまく言葉にならない。足の力が完全に抜け、壁に手をついたままの姿勢を保つのがやっとだった。包茎の皮は精液と彼女の唾液でぐちゃぐちゃに濡れ、ゆっくりと元の位置に戻ろうとしている。カスは確かに取り除かれている。それでも、先端の敏感な部分が夜の空気に触れ、じわりと疼くような余韻が残っていた。
女性は口の中に残ったものを静かに飲み込み、唇を軽く指で拭った。いつもの落ち着いた目で男の股間を一度だけ確認すると、満足したように小さく息を吐いた。
「……もう大丈夫みたいね。ちゃんと綺麗になったわ」
彼女はベンチに座り直し、膝の上で手を組んで水面を見つめた。白いフリルの水着が、夜の照明に照らされて淡く光っている。風はほとんどなく、湿った空気だけが二人の間に漂っていた。
男はゆっくりと水着を上げ、チャックを閉めた。指先がまだわずかに震えている。快感は確かに頂点まで達した。彼女の冷たい指と、温かい舌と、初めての濃厚な奉仕。それなのに、胸の奥に小さな空洞のようなものが残る。もっと、何かが欲しかった。彼女の呼吸が乱れる音とか、目が潤む瞬間とか、そんな——人間らしい反応が。
「……も、だいじょ、ぶ……今日は……いろいろ、ごめ…」
呂律がまだ少しだけ回っていない声で、男は俯いたまま呟いた。女性は振り返らずに答えた。
「謝らなくていいわ。だらしないんだから、放っておけないだけ。子供の頃からそうだったもの」
その声は淡々としていて、特別な感情は混じっていなかった。ただの幼馴染として、またしても彼の体を綺麗にしてあげた、という事実だけがそこにある。
男は深く息を吸い、ゆっくりとベンチから離れた。足取りはまだ少し不安定で、腰の奥に熱い痺れが残っている。彼女の姿をちらりと見たが、彼女はもう水面だけを見つめていた。振り返りもしない。余韻も、羞恥も、興奮の残滓も、何一つ見せない。
その夜は、それ以上彼女に近づかなかった。男は普通に荷物をまとめ、プールサイドを後にした。夜、自宅のベッドで天井を見つめながら、何度もあの場面を反芻した。包茎を剥かれる感触。カスを掻き出される音。舌が内側を這う温度。そして、射精の最中も最後まで口を離さなかった、彼女の事務的な姿勢。
思い出すだけで、股間が熱を持ち始める。男は枕に顔を埋め、小さく喘いだ。
——そして、彼女は、ただの幼馴染として、また次の機会に彼の面倒を見るだろう。恋愛感情などない。彼氏のいる身で、だらしない男の体を綺麗にしてあげるだけ。それでも、彼女の指と舌の感触は、男の身体の奥に、確かに小さな痕跡を残していた。
夜のプールの照明が、静かに水面を照らし続けている。
※この小説は創作です。